今回は構造化データ・非構造化データ+AI解析のお話です!
最近AIやDX人気の影響のせいなのか解りませんが、非構造化データとか、構造化データというキーワードを徐々に聞くようになりました。
この勢いだともしかしたら、一般的な用語になる日も近いかもしれません。
あ・・もしかしたらすでに一般的になってる可能性も!?
と言う訳で、今回も難しい話ではないので、いつか誰かに情報マウントを取られないように・・
今のうち覚えておきましょう!
構造化データって何?
まず「構造化データ」の方から覚えると解りやすいです。
構造化データとはエクセルとかCSVみたいに、表にできるデータを指します。
表になっている=構造化されているという事で「構造化データ」なんて呼ばれてるんですが、表になっているデータは、項目と値が存在しているので、データベース化して情報管理する事ができるんです。
例えば、表を使ってこんな感じの管理をする事があると思いますが、これ項目と値が存在してますよね。
つまりざっくり言うと、表形式で情報管理できるデータが・・
構造化データなんです!
じゃあ非構造化データは?
基本的に表形式で管理できないデータは、すべて非構造化データになるのですが、この分類で代表的なのが・・
画像・動画・音声など!
今って、誰もがスマホを持っているので、情報を画像とか動画で保存する事って結構多くないですか?
でもこれ、テキスト入力して作られたデータじゃないから、そもそも表にするの無理だし、データベース化して管理する事ができません。
と言う事は・・「非構造化データ」にたくさん情報が眠ってる可能性があるけど・・
データを活用することができない!?
そこでAIです!
しかしながら近年、AIを使って精度の高い、画像認識・音声認識が出来るようになったので・・
非構造化データも活用できるようになってきてるのです!
例えばAIの画像認識を使ってデータ解析する場合、2つ方法があります。
1つ目はAIに正解を与える方法

例えば「チャーハン」という正解をAIに覚え込ませて、大量の画像データの中からチャーハンの画像だけを抽出する・・みたいなイメージです。
2つ目は正解を与えず、複数の画像データの規則性をAIに見つけさせて、分類する方法です。
このように、学習したデータを、どうアウトプットするか導くための定義を・・
AIモデルといいます!
ざっくり書くとこんな流れです
※学習→AIモデル→結果の出力

このデータの活用方法は?
例えば、画像解析を応用するとこんな事ができます。これを何らかのシステムに応用すれば、更なる精度や効率の向上が期待できます!
- 写真に写った小銭の合計金額を数える
- 映像だけで不良品を見つける

最後に
今回は、構造化データ、非構造化データ、AIについてお話させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ちなみに今回のお話は、DXに関連したキーワードとも言われているんです!
DXはITの教科書にはこのように書かれています。
DX(Digital Transformation / デジタルトランスフォーメーション)とは、
進化したIT技術を浸透させることで、人々の生活をより良いものへと変革させるという概念
今回のお話を以下のように、DXの定義に当てはめると、なんかつながる気がしますよね。
進化したIT技術 = AIによる非構造化データの活用
人々の生活をより良いものへと変革=人間が気付かない情報や、問題を発見して、より良いもの生み出す
今もIT業界では、まだDXという言葉が飛び交っていて、AIの画像解析を使ったDXは少しづつ実用化されているようなので、突然、今回お話したキーワードが、身の回りで飛び交う日が来るかもしれません。
なので・・
先回りして覚えておきましょう!