今回はローカルエリアネットワークのお話です!
以前こんな記事を書いたんですけど、もしかしたら、もっと前提の部分を先に書くべきだったかも・・と反省しております。
実は最近若手の方たちと話してみて解ったんですが、そもそもipアドレスの前に、ローカルエリアの考え方がよくわからん・・って人が多いみたいなんです。
また、なんとなくは解るけど、モヤっとしかわからない、どう聞いて良いか解らない・・なんて人もいらっしゃいました。
OKです!
そんな方たちのために、以前の記事よりもう少し手前の「ローカルエリアネットワーク」のお話をさせていただきます。
ローカルエリアネットワークとは?
そもそもローカルエリアネットワークとは何か?・・といいますと実は全然難しい話じゃないんです。
一言で言えば、単純にPCなどの機器を直接接続しただけのネットワーク。
インターネットを使わずに、機器だけを直接繋いだネットワークの環境これこそが・・
ローカルエリアネットワークなんです!
例えば、あなたの自宅にPCが複数台あるとします。これを「HUB」という機器を使って直接ケーブルで接続します。
絵にするとこんな感じのイメージ。
インターネットを使わず、PCだけを繋ぐと、一番簡単なローカルエリアネットワークの出来上がりです!
PC同士で繋ぐとどんな事ができるの?
ソフトウェアを使って色々な事はできるんですけど、一番イメージしやすいのはファイルの共有だと思います。
絵にするとこんなイメージ!
いまどきは、GoogleDriveなどにインターネット経由でアクセスして、そこにファイルを置いて共有するやり方が多いと思います。
でも、このように機器同士をローカルエリアネットワークで繋ぎ、ファイルやフォルダを共有する事もできるんです。
ちなみにWindowsでは「フォルダ」の上で右クリック > プロパティ >「共有タブ」から共有設定ができます。
実際にやってみたい方はこちらを参考にやってみると良いかもです!
LANはLocal Area Networkの略
忘れないうちに、ここらで大事なポイントを1つ説明しておきます。
ローカルエリアネットワークの英語表記は「Local Area Network」
そして、この頭文字(Local Area Network)を取ると「LAN」となります。
LANって言葉は皆様もどこかで聞いた事ありますよね。
例えば「LANケーブル」とか「無線LAN」とか
「LANケーブル」はPCなどの機器を、ローカルエリア接続するためのケーブル。
そして無線LANとは、PCなどの機器を無線でローカル接続するという意味なんです。
更にサーバーやプリンターを繋いでみる
先ほどは解りやすいように、PCでファイル共有する絵をかかせていただきましたが、次はこれをサーバーに置き換えてみましょう。
さらにネットワーク上にプリンタも繋ぎます。
こうしていくと、だんだんオフィスで利用するシステムに見えてきませんか?
古い方法にはなるのですが、インターネット経由で攻撃される事を防ぐために、インターネット接続はせず、ローカルエリアネットワークのみでシステムを作り運用するなんて方法もあります。
ローカルエリア接続は「内側」
一般的にローカルエリア内に接続されてる世界を「内側」インターネットを経由した先の世界を「外側」と表現します。
この内側と外側のイメージができてないと、今後ネットワークの事を知ろうとしたとき、混乱するのでここはすごく重要なんです!
例えば内側と外側は以下のような表現でよく使われます。
GoogleDrviveやOneDriveは「外側のネットワーク」に配置されたファイルストレージ。
共有プリンターは「内側のネットワーク」に配置しています。
この部分はできるだけ最初のうちに、イメージできるようにする事がネットワークを理解するコツです。
ローカルエリアの表現あれこれ
ちなみにローカルエリアネットワークの表現方法は、人によって色々言い回しが違ったりします。
ローカルエリアネットワークの表現
- ローカル
- プライベートネットワーク
- LAN・LAN環境
- 内部のネットワーク
- internal(インターナル)
インターネットに繋げない、ローカルだけの環境
- 閉じた環境
- クローズド・クローズドネットワーク
- 外に出れない環境
最後に
今回は初心にかえり、久しぶりにこんなテーマを取り上げてみましたが、難易度は如何でしたでしょう。
面白くおかしく語れていましたでしょうか。
今後もアクセス数やリクエストを確認しながら、引き続きこういうネタをやっていくか検討していきたいと思います!
この記事を読んだあと、お時間があったら、こちらもぜひ読んでみて下さい!