今後よく出てきそうな「VUCA」を考えてみる

今回はVUCAについてのお話です!


皆様、VUCAってご存じですか?

 

もともとは冷戦時代に「見通しが難しい」状況を指す造語でしたが、最近、このキーワードをよく聞くようになりました。

 

さて、どうしてこんな造語が、最近よく使われるようになったのでしょうか?

 


 

今回はこのVUCAのお話を、私の経験をもとに、解りやすい言葉で語りたいと思います!

 

ご存じなかった方は、このキーワードは、今後色々な場面で出てきそうなので、ぜひ覚えていって下さい。

 

いまIT業界で頑張ってる若手の方には特に!


 

VUCAとは

 

今は、VUCAの時代だなんて言われてるんですが、聞いた事ありますでしょうか。

 

私も、いま我々がビジネスの課題として直面しているのは、まさにVUCAだと思っています。

 

VUCAは以下の4つが絡み合って起きる「ある事」を指します。

 

  • Volatility(変動性)
  • Uncertainty(不確実性)
  • Complexity(複雑性)
  • Ambiguity(あいまい性)

 

この「ある事」を簡単にいうと・・

 

変化が激しい上に、時代の流れが速すぎて予想できない!どうすればいいのよ!



こんな感じです。

 

ではこの4つ(Volatility、Uncertainty、Complexity、Ambiguity)を掘り下げて、私たちの身近なもので考えてみましょう。

 

Volatility(変動性)

 

今って、新しいサービスや商品が、ものすごい勢いで爆発的に売れたり、あっという間に寂れてしまったり・・なんて事の繰り返し、すごく多いと思いませんか?

 

このように変化が激しすぎて、予測できない状況を「Volatility」なんて呼びます。


身近なとこで有名なのは、SNS。

 

一昔前、日本ではMIXI(ミクシィ)が主流でしたが、いつの間にかTwitter、FaceBook、instagramに置き換わってます。

 

次は「インフルエンサー」が生まれ、インフルエンサーを中心としたマーケティングが生まれ、営業手法も変わってきました。

 

さらには、SNSとの連携を中心としたプロダクトが数多く生まれるなど、多くの企業が必死に変化を追いかけています。


変化について、メディアをみてトレンドを知るのは遅すぎるし、逆にメディアが書いてるような、未来予測も正直あてになりません。

 

振り返ってみて下さい。メディアが数年前に言ってた事はなんでした?ビッグデータ、ブロックチェーン、VRでしたっけ?

 

これらは普及しましたか?実際そうでもないですよね。私も含めそうですけど、後付けで色々書くのは、超簡単です。

 

でも予測となると、今は昔に比べかなり難易度が高く、たった5年先くらいの予測ですら、難しいと言われています。

 


このように、予測できないほど、変化が激しい状況が「Volatility」です。

 

Uncertainty(不確実性)

 

Uncertaintyとは、政治、自然災害、気候、疫病など、未来を予測することが困難な事象を指します。

 

今後世の中がどう変わっていくかなんて誰にも解りません。ちょっと考えただけでも、以下のような可能性は、山ほど出てきませんか?

 

  • 税金はもっとあがるかも?
  • コロナで経済はどうなる?
  • 壊滅的な自然災害が来たら?
  • 中国とアメリカの対立の影響は?
  • その他いろいろ


思い出してみてください。

 

2019年の頃って、外国人の旅行客がたくさん日本に来て、さらに2020年にオリンピックが控えているので、景気が向上するのは間違いないと、誰もが思っていました。

 

多くの人はこれに備えて、何かを始めたり、投資をしたと思います。

 

でも実際はどうでした?好景気どころか、2020年~2021年は新型コロナウイルスにより、多くの企業が大打撃を受けました。

 

こんな事になるなんて、いったい誰が予想できたでしょうか?

 

Uncertainty(不確実性)とはこのように、未来を予測することが困難な事象を指します。

 

Complexity(複雑性)

 

例えば、海外で流行ってるものや、成功事例を自分の国に取り込みたくても、文化や法整備などの問題で、なかなか出来ないのがComplexity(複雑性)です。

 

例えば「複雑性」のお話で有名なのが、キャッシュレス化。

 

中国や韓国は進んでいて成功してるけど、日本は現金文化が強く、決済率がまだまだ低いそうです。


成功事例って解りやすいし、みんな大好きで、プレゼンでも有効な手段ですよね。

 

でも、そっくりそのまま、事例をどこかへ持ち込んでも、同じように成功しません。

 

それは、文化、考え方、ルールの違いなどの複雑性が、いまのビジネスにはあるからです。


例えば、私たちの日常生活に、iPhoneやAmazonなど、グローバルで利用されている製品やサービスが普通に使われてますよね。

 

これは、昔に比べ、グローバル化が進んでいるからなのですが、グローバル化が進んだ反面、国や文化を超える考え方が必要になっているため、複雑になっていると言われています。

 

Ambiguity(曖昧性)

 

色々なものが出尽くしてる上に変化も早いため、もはや何が正解か解らなくて曖昧な話ばかり。これがAmbiguity(曖昧性)

 

過去に大成功を収めた企業が、倒産したり買収されたりしてますよね。これは、過去の成功事例がもはや通用しない事を表しています。

 

誰かが過去に成功した事例なんて、今じゃもう古くて、型にはまった方法では、変化についていけないという事。

 

一昔前は、攻略法みたいなもんがあって、それにそって動けば、そこそこ売れたんで、ちょろかったんですけどね・・。


 

じゃあどうすればいいのさ?

 

私が個人的に思うのは・・

 

もう、成功モデルをトップダウンで行うやり方が、通用しなくなってきてるのではないでしょうか。

 

そして、現場の1人1人が変化を意識し、柔軟にスピード感をもった対応が必要になってきているんだと思います。

 

そのためには、もっと現場を信頼して裁量権を持たせ、自分の判断で舵を切れるようにする体制が必要なのではないでしょうか。


前に、別の記事に書いた、アジャイルやスクラムのやり方は、まさにそういった時代に、対応するための意図があるようにも感じます。

 

※まだ読まれてない方はぜひこちらも読んでみて下さい!

アジャイル開発を簡単に語ります

最近よく聞くスクラムをサクッと理解してみよう

 

また、フレームワークやビジネスモデルは、ネットや書籍に、たくさん情報がありますが、もうこれを丸食いして成功するほど甘い話はないのでしょう。

 

ビジネスモデルは、立ち上げのときだけ利用するのはありですけど「型化」だけを意識し、同じ形にこだわり続けるのはとても危険。

 

型よりも、変化を受け入れ、トライアンドエラーを繰り返し、経験を積み上げ、柔軟性のある独自のやり方を考えていく。

 

こんなやり方がVUCAの時代には、必要なのではないでしょうか。


 

型化にこだわりすぎて思考が止まる。こうなってしまうと、もう変化に付いていけなくなる気がします。


 

最後に

 

VUCAの時代って結構前から言われてたらしいのですが、私の知る限り12~13年前くらいは、正直そんな複雑ではなかったです。

 

ぶっちゃけ、そのころのIT業界は、ホントに緩くてちょろかった!

 

それこそ1億~2億円規模の案件なんて簡単に取れましたし、小さい会社でも、儲かってる会社に作業請負を持ちかけて、乗っかれば、案件はいくらでも降ってきました。


それに、フレームワークも今に比べると、学んでいる人もあんまりいなかったので、ちょっと学べば、他と差を付けるのも簡単でした。

 

ただ、ちょろかった反面、現場の人が自分の意見を言うのはあまり許されませんでした。

 

そして、基本は精神論が主流で、発言に根拠のないパワハラタイプの人も普通に多かったです。

 

今考えるとこの人たち、ちょろい仕事しかしてなかったのにな!

 

そのころと比べると、変化の多い今の時代の方が、自分の判断で好きにやれる機会も増えた気がします。

 

そう考えると、難しくなったとしても、今の方が自由度と楽しさはあるのかもしれません!

 

VUCAのお話は以上となります!


 

※現在、noteで「よっしーTECH」の下書き版公開中です! 

https://note.com/yossytech123

 

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